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職場体験に行ったことについて作文を書けと学校で宿題が出ました。一部始終大公開だぜ。
職業体験をして
一組*番 なすび(仮)
私が行ったのは、いつも利用させていただいている**という本屋さんです。いつも行っているだけあり、店内や雰囲気は結構分かっているつもりでしたが、よく考えるとレジ以外の仕事は見たことが無いし、実際はどのような仕事をしているのかは分かっていなかったのです。
始まるのは九時からなので、一緒の友人と最寄りの駅待ち合わせをして行きました。すると、もうすでにお店の人は開いていない店の中で忙しく動いていました。つまり、開店のずっと前に来て店の準備をしなくてはならないのだなと初めて分かりました。
その後私たちは、地下の待機室のような所に行きました。その場所への入り口は、コミック側のレジの後ろのドアから行けるようになっていて、いつも買いに行っているだけでは、到底分からないだろうと思いました。
私の初日一番初めの作業は、コミックに立ち読み防止用の袋をかけることでした。いつも自分が買う側のときは、レジでは外してくれて本が綺麗な状態で買えるのでいいなとしか思っていませんでした。それに、この袋がどんな手順でかかるのかも、検討すらついていませんでした。
そんな状態で作業を始め、手順を教えてもらいました。コミックを大きさのあった袋に入れ、下がコンベアになっている機械の中に入れます。すると、熱で袋が収縮され、お店に並んでいるような形ができあがりました。その過程を見て、私はいたく感動しました。何故なら、このような装置で、こんな見たこともない方法で袋をかけていたと分かったからです。そのうえ、この袋にはシュリンクという名前が付いていることも教えて頂きました。
それからはしばらく、シュリンクの作業でした。しかしその日は、いつもより大分コミックの数が少ないそうで、午前中には余裕をもって終わりそうでした。
コミックの時担当して下さった方がIさんという方だったのですが、実はシュリンクに細かいこだわりがあると話して下さいました。それは、熱のある機械に入れるとき、本のタイトル側と表紙がしわにならないよう、詰めるということでした。Iさんは、「他の店に行ったら、表紙側にしわがよってるなんて普通だよ」と言っていました。しかし、表紙やタイトルがしわなく綺麗に見えたほうが、お客さんも見やすいし、本自体の見栄えもいいそうです。私は買う時にそんな事はかけらも考えていませんでしたが、お店ではそんな小さなことまで考えて、本やお客さんを想っているんだなと、とても感動しました。
その後は、シュリンクも終わってしまったので、コミックの整頓もしました。Iさんは、本も綺麗に並んでいた方が売れるんだよね。と笑っていました。
本を並べたりもしましたが、それで気付いたこともあります。それは、本を棚に並べる時、たまに本がきつく入っていて、入れようと思ってもどうしても入らない時があります。そんな時は、同じ本が三冊以上ある場合は抜いたりもしますが、多くは他の隙間がある場所まで少しずつ詰めていきます。その作業のため、ずっとやっているとすごく手先が痛くなったりして大変です。そんな仕事を毎日やっているんだなと思うと、とても私はやっていけないなと思いました。
次の日はずっとレジの仕事でした。最初に行ったのは入り口側のレジだったので、冬場だとすごく寒いなと思いました。その上、全然お客さんが来ない時でも常に何も無く立っていなくてはならないので、すごく足が痛くなりました。
その後の三日目のシュリンクとレジの仕事を終えて思った「働く」ということは、やはり職業ごとに違うものだと思います。他の職業を体験したわけでは無いので、細かく言うことはできませんが、少なくとも私がした本屋での働くということは、お客様のためだと思いました。見やすいようにシュリンクをかけたり、本を綺麗に並べたり、誰かが来るのをただひたすらにレジで立っていたりと、人を想っている仕事だと思いました。それに、レジの時に私は「いらっしゃいませ。」と「ありがとうございます。」それだけは忘れないようにしてね。と言われました。そんな小さな事からも、お客様を想う気持ちが私には伝わってきました。
見易さ上段落増やしたりしてますが、名前のとこ以外はそのまま。まあ、文章がどうのというよりただブログのネタが無かったwww